当クリニックでは、MRIやCTといった最先端の検査機器を使用して3D画像による最高度な診断をおこなっています。特に中枢神経系においてはその三次元構造の複雑さからMRIやCTはかかせません。しかし、これらの機器は神経系の治療のみならず、体の隅々まで検査が可能なため、他の症状や体の異変、日々の健康に対する不安などの診療にも大きな力を発揮します。
保険適用で費用も安心検査!
MRIやCTといった検査は高額だと思われていませんか?MRIやCT検査は各種の保険が適用できますので費用も安心して受診いただけます。
検査項目 | 全額負担 | 1割負担 | 2割負担 | 3割負担 |
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CT | 初診料 2,820円 検査料 約21,000円 | 約2,382円 | 約4,764円 | 約7,146円 |
計 約23,820円 | ||||
MRI | 初診料 2,820円 検査料 約21,000円 | 約2,382円 | 約4,764円 | 約7,146円 |
計 約23,820円 |
CT(コンピュータ断層撮影)
CT(コンピュータ断層撮影)当院では最新鋭の東芝製16列マルチスライスCT(Alexion AIDR)を導入しており、従来の撮影時間(例えば頭部で数十秒、胸腹部でも1分以内で撮影可能)及び放射線の被爆線量(従来の被爆量の最大75%低減)を供に大幅に短縮縮小し、長時間じっとしていることが難しい小さなお子さんや高齢者の方にとっては非常に有用です。CTが未だMRIより優れている点を挙げれば、例えば脳の疾患でいいますと急性期の脳出血か脳梗塞かの鑑別やくも膜下出血の早期診断に大変役立ちます。 また当院ではデーターを全て最新のソフトを使い、三次元画像(3D)で構築表示することが出来るため、従来専門家でないと分かり難い病変についても大変理解しやすくなっております。例えば単純撮影ではなかなか分かり難い手足、肋骨等の骨折や肺炎、腫瘍といった病変も一目瞭然であります。
MRI(核磁気共鳴画像撮影)
MRI(核磁気共鳴画像撮影)
オープン型MRIは撮影時間も短く(頭部であれば16~24分間くらい)、何よりも従来の筒型と比べて開放感に優れ、閉所恐怖症(だいたい10人に1人くらいの割合)の方にも安心して検査を受けて頂けます。撮影の対象は中枢神経系を中心に整形外科領域、腹部・骨盤領域等その他全身に及びます。
PACS(医療用画像管理システム)
さらに当院ではこれらに加えてPACS(医療用画像管理システム)を導入し全てを連携させ、従来のフィルムを廃止し、大きな(パソコン)画面で最新のソフトを使って主として三次元画像(3D)を中心に説明させて頂きます。
これは従来の二次元で白黒の画像ではなかなか分かり難い構造も三次元のカラー画像であれば一目瞭然となり、病態の理解に大きな手助けとなります。例えばくも膜下出血の原因となる小さな脳動脈瘤の診断は従来の二次元の平面画像ではなかなか困難でありましたが三次元画像(3D)ではそうした見落としの危険性も随分と軽減されたと思われます。